INSTeM Convention 2024 Spring@東大本郷 福武ホール
「大人のためのリテラシー:これからの知恵と技法を考える」
《概要》
一般財団法人INSTeMでは、2024年3月9-10日に、コンベンション「大人のためのリテラシー:これからの知恵と技法を考える」を開催します。
リテラシーといえば、文字の読み書き能力やメディア・リテラシーのことを思い浮かべる方が多いと思います。しかし近年では、金融リテラシー、環境リテラシーなど、幅広い領域で、従来の教育制度に収まりきらない学びや協働活動を指して「リテラシー」という言葉が使われつつあります。
このコンベンションでは、そうした幅広い領域をゆるく包み込み、おもに「大人のためのリテラシー」に注目して、みなさんの知恵や技法を共有し、ネットワークし、バザールのような雰囲気のなかで一緒にその可能性や課題を考えていきたいと考えています。
下記の要領で、3月前半の2日間、展示、ワークショップやトークのほか、パネルディスカッションなどをおこないます。
出展者の方々には、「科学とデジタル技術」「ビジネスとライフスタイル」「市民社会とデザイン」という3つのフィールドに分かれてブース展示を、また、ご希望に応じてワークショップやトークを行っていただきます。
科学技術、環境、メディア、デジタルなどをめぐるリテラシーに興味があるみなさま、ぜひご参加いただき、新しいリテラシーのあり方を考えてみませんか。
ご来場をこころよりお待ちしております!
***一般参加者の事前登録・チケットはこちらから**
(2.26.2024追記)
出展者決定!詳細はここをクリック
ついに出展者が下記のように決まりました!くわしい情報は上記をクリックしてご覧ください:
▼科学とデジタル技術
・ELSI Game Lab
・ I-VILLAGE(Li Zi)
・一般財団法人 NHK財団
・勝野正博ゼミ(目白大学メディア学部 )
・川名宏和(gekitetz Inc、デジタルハリウッド大学大学院)/稲津あや子(広島市立大学)/長井優衣(昭和女子大学)
・黒ラブ教授(吉本興業)
・すぎもと組(東京都立大学ネットワークデザインスタジオ)
・スマートニュース メディア研究所
・宮下十有(椙山女学園大学)
▼ビジネスとライフスタイル
・ACTANT FOREST
・Google街景之友——— 璃寛 / rikan.6e6636
・Tool Salon *共創環境デザイン・ろん @関西大学梅田キャンパス KANDAI Me RISE
・クリーニングデイ・ジャパン
・けんこう総研(タニカワ久美子)
▼市民社会とデザイン
・特定非営利活動法人 Motivation Maker
・POP UP——突然現れる
・井上春花(大阪芸術大学アートサイエンス学科)
・一般社団法人 インターネットメディア協会
・鳥海希世子研究室(昭和女子大学環境デザイン学部)
・中村純子 MILゼミ(東京学芸大学 国語科研究)
・溝尻真也ゼミ(目白大学メディア学部 )
・宮田雅子研究室(愛知淑徳大学創造表現学部 )
・みんなの大学校
《日時》
2024年3月09日(土)13時から17時まで(その後パーティあり)
2024年3月10日(日)10時から13時
《場所》
東京大学大学院 情報学環・福武ホール(本郷キャンパス赤門脇の建物)
福武ラーニングスタジオ・福武ラーニングシアター
アクセス:https://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
*対面のみで実施します。オンライン対応はいたしません。
《スケジュール》(一部変更の可能性あり)
◎1日目 〈2024年3月09日(土)13:00-17:00〉
12:30 一般受付開始
13:00 -13:45
オープニング:
・INSTeMのねらいと射程
佐倉統(INSTeM研究部ディレクター)
・INSTeM Convention 2024 Springについて
水越伸(INSTeM研究部サブディレクター)
松下慶太(関西大学)
鳥海希世子(INSTeM研究部コーディネーター)
14:00 -17:00
ワークショップ実践・ブース展示(1)
17:30-
パーティ!(ワンコイン=500円徴収させていただきます)
◎2日目 〈2024年3月10日(日)10:00-13:00〉
9:30 一般受付開始
10:00 - 11:30
ワークショップ実践・ブース展示(2)
11:45 - 13:00
クロージング:総括ワークショップ
中原淳(立教大学)
松下慶太(関西大学)
宇田川敦史(INSTeM研究部コーディネーター/武蔵大学)
鳥海希世子(INSTeM研究部コーディネーター/昭和女子大学)
村田麻里子(INSTeM研究部コーディネーター/関西大学)
毛利嘉孝(INSTeM研究部コーディネーター/東京藝術大学)
山本貴光(INSTeM研究部コーディネーター/東京工業大学)
吉川浩満(INSTeM研究部コーディネーター/文筆家)
司会:水越伸
《ブース展示・ワークショップ・トークのタイムテーブル》
《ワークショップ実践・ブース展示コーディネーター》
「科学とデジタル技術」フィールド:宇田川敦史
「ビジネスとライフスタイル」フィールド:松下慶太
「市民社会とデザイン」フィールド:鳥海希世子
《参加費》
一般参加者:2,000円(1日参加でも2日参加でも同額)
出展者:1グループあたり2,000円 (ご出展が決まった際にチケットをご購入いただきます)
*一度お振り込みいただいた参加費は返金できません。なにとぞご了承ください。
**一般参加は事前登録制です。ご登録とチケットはこちらから:https://instem-convention-2024spring.peatix.com/
《お問合せ》
一般財団法人INSTeM事務局 web@instem.jp
*本イベントの開催にあたり、ココネ株式会社様、およびココネ株式会社会長 千龍之介様にご協力いただきました。心より御礼申し上げます。
登壇者プロフィール
中原淳
立教大学経営学部教授。専門は人材開発論・組織開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発について研究している。単著(専門書)『職場学習論』『経営学習論』、一般書『研修開発入門』、ほか共編著多数。
松下慶太
関西大学社会学部メディア専攻教授。メディア・テクノロジーとともに再編される経験について、働き方や観光、食などをフィールドに研究している。近著に『ワーケーション企画入門』『ワークスタイル・アフターコロナ』『モバイルメディア時代の働き方』など。
宇田川敦史
武蔵大学社会学部准教授。専門はメディア論、メディア・デザイン。デジタル・プラットフォームにおける技術と社会の相互構成関係に着目し研究している。共著に『世界は切り取られてできている』『プラットフォーム資本主義を解読する』など。INSTeM研究部コーディネーター。
鳥海希世子
昭和女子大学環境デザイン学部環境デザイン学科・専任講師。実践的メディア論を中心に、社会科学とデザインの視座、方法論の連携についての研究に取り組む。東京大学大学院情報学環・特任助教などを経て2020年10月より現職。INSTeM研究部コーディネーター。
村田麻里子
関西大学社会学部教授。「メディアとしてのミュージアム」あるいはミュージアムの思想的・社会的意味に関心を寄せる。単著に『思想としてのミュージアム——ものと空間のメディア論』、共著に『多様性との対話』『岩波講座 社会学〈文化・メディア〉』など。INSTeM研究部コーディネーター。
毛利嘉孝
東京藝術大学・大学院国際芸術創造研究科教授、音楽学部音楽環境創造科教授、未来創造継承センター長。専門は社会学、文化研究・メディア研究。メディアや文化、都市や芸術を中心に批評活動を行う。著書に『ポピュラー音楽と資本主義』、『バンクシー』など。INSTeM研究部コーディネーター。
吉川浩満
文筆家、編集者。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。晶文社にて編集業にも従事。著書に『哲学の門前』『理不尽な進化』『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』など。山本貴光と「哲学の劇場」を運営。INSTeM研究部コーディネーター。
佐倉 統
東京大学大学院情報学環教授、理化学研究所革新知能統合研究センターチームリーダー。理学博士。科学技術社会論を中心に、近年は放射能汚染問題や人工知能と社会の関係が中心テーマ。著書に『科学とはなにか』、『人と「機械」をつなぐデザイン』など。INSTeM理事長・研究部ディレクター。
水越 伸
関西大学社会学部メディア専攻教授。歴史的、思想的な知見を踏まえつつ、日常世界におけるメディアと人間の関わり方を異化し組み替えていくような実践的メディア論に取り組む。著書に『メディアの生成:アメリカ・ラジオの動態史』、『新版メディア論』など。INSTeM研究部サブディレクター。