大学生が語るアルバイトのやりがい-会話型DSTの試み(2)

07/18/2023
Shinya Mizojiri
溝尻真也

「ただのお喋り」から何を感じ取るか?-会話型DSTの試み(1)はこちら

今回からは、会話型DSTを通して学生たちが実際に作った作品を紹介したい。
目白大学メディア学部溝尻ゼミ2年生(当時)は、2022年10月~12月の約2ヶ月をかけて「いまだからこそやりたいこと」をテーマに「なうどぅ」という会話型DST作品を制作した。
(なお「なうどぅ」はNow+Doを組み合わせた造語である。文法的にはDo It Nowが正しいが、そこはタイトルとしての語感を優先した)

第1弾は、アルバイトをめぐる大学生の語りがメインになっている。以下の文章は、実際に制作した学生による作品紹介である。

制作:目白大学メディア学部溝尻ゼミ(西坂拓馬、宮久保快、中村百花)



◆大学生だからこそアルバイト!
皆さんが大学生のうちにやっておくべきことはどんなことだと考えますか? 私たちは、アルバイトだと考えます。これを聞いてくれた方が、アルバイト経験を通じて人とのコミュニケーション能力を向上させたり、社会を少しでも知れるように、目白大学メディア学部メディア学科溝尻ゼミに所属する我々大学生3人がアルバイトの大変さと楽しさを詳しくお伝えします。

【気をつけた点・意識した点】
この作品は、大学生の今だからこそ皆さんにやってほしいアルバイトという視点で制作しました。ターゲットを自分たちより学年が下の大学生や、今後大学に入学してくる高校生に設定したため、いかに分かりやすく簡単な表現を使うかという点を意識しました。また一種のラジオ的番組であるため、略語を使わずに正しくお届けするという点に、苦戦しながらも意識して取り組みました。ぜひお聞きください。

〈レンタルビデオ編〉
1本目は、レンタルビデオ店で働く男子大学生が語っています。我々利用者があまり知らない多くの業務や、アルバイトをやる上で気をつけていることなどに注目しながらお聞きください。

大学生だからこそアルバイト1(レンタルビデオ編)

〈回転寿司編〉
2本目は、回転寿司店で働く男子大学生が語っています。いつも美味しく新鮮なお寿司を提供してくれている回転寿司ですが、アルバイトの現場には大変さもあります。そんな大変さとやりがいがとにかく伝わる様子をぜひお聞きください。

大学生だからこそアルバイト2(回転寿司編)

〈居酒屋編〉
3本目は、居酒屋で働く女子大学生が語っています。お店で一緒に働いている海外出身の仲間と普段どのように業務をしているのでしょうか。回転寿司店とも繋がる飲食店ならではの大変さがあるものの、それでもこのアルバイトをしようと思う理由に注目しながらぜひお聞きください。

大学生だからこそアルバイト3(居酒屋編)