Media & Communication
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ハインリッヒが撃ったカモ?
大阪府北部の吹田市のとってもローカルなはなしです。 1970年の「日本万国博覧会」が開催された千里丘陵、その南の端に吉志部神社があり、その横に釈迦ヶ池というため池があります。1960年代までは竹藪と農家が点在する自然豊か […]
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《日常のなかのデザイン日記 06》
あと戻りできないことの再発見
年末らしい雰囲気が高まりつつある2024年12月初頭、雑誌『5: Designing Media Ecology』の第2期第2号が出版された。今回の特集テーマは「アートと脱植民地化/Art and Decolonizat […]
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〈ジェレミー・ウールズィーのメディア批評 ①〉
「キャスター」はどこへ行ったのか?
本連載について かつて「メディア批評」(篠田博之による造語)という雑誌のジャンルが盛んだった。ネットが普及する以前の、私が知らない時代、『噂の真相』や、『創』、『本の雑誌』、『広告批評』などの小規模な雑誌は、それぞれに違 […]
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バカンスと共存するパリオリンピック
3年前、パンデミックのために東京オリンピックを現場で「観察」できなかった私にとって、パリオリンピックは2018年平昌冬季大会以来の現地入りが叶った大会である。
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《日常のなかのデザイン日記 05》
そのゴミはこのゴミ箱へ
水分補給のためにペットボトルのドリンクを持ち歩く機会が普段以上に増えて、飲み終わったペットボトルを駅や空港のゴミ箱に捨てることもあるに違いない。そのとき、ゴミ箱のかたちにちょっと注意を向けてみると、そこにもデザインの工夫が込められていることを発見できるかもしれない。
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《日常のなかのデザイン日記 04》
一枚の写真ができるまで
この3月、雑誌『5: Designing Media Ecology』がリニューアルして新たにスタートする。
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《日常のなかのデザイン日記03》
足下からのカラフルな声
日本流行色協会が選定した2024年の流行色は、「ハロー!ブルー(Hello! Blue)」だそうだ。
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台湾畫友とGoogleストリートビューを彷徨う
第3話「先畫再去!〜『畫』を持って旅に出よう」
コロナ禍で、誰もが全世界の行く末を不安に思っていた時のことを皆さん覚えているでしょうか。これから先、音楽ライブには参加できないのではないか、日本から一生出られなくなるのではないか。先行き不透明で、心細い毎日を癒してくれたのは、台湾の友達とのスケッチを通じた交流でした。
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台湾畫友とGoogleストリートビューを彷徨う
第2話「宅家旅畫~Googleスケッチと新しい共感」
前回ご紹介したように、僕は、台湾の仲間と一緒に、Googleストリートビューを使いながら、家に居ながらにして、風景画スケッチを楽しんでいます。今回は、この「Googleストリートビューを見ながら絵を描く」とは一体何なのか、「空間」「時間」「共有」という3つの観点から、整理してみたいと思います。
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《日常のなかのデザイン日記 02》
トイレのピクトグラムと多様性
オランダに行くのははじめてで、まずは空港に着くこと自体が楽しみだった。というのも、アムステルダム・スキポール空港といえば、書体デザイナーのアドリアン・フルティガーが設計した書体Frutigerを使った完成度の高いサインで有名な空港だからだ。ただ今回は、空港の話ではなく、トイレのサインとデザインの話をしたいと思う。
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台湾畫友とGoogleストリートビューを彷徨う
第1話「Google街景之友」との出会い
この3年間、僕は台湾人のスケッチ仲間(畫友)と毎日のように「旅」をしては、風景画(水彩画)を楽しんでいます。
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大学生が語る「一人でやる」こと-会話型DSTの試み(4)
目白大学メディア学部溝尻ゼミ2年生(当時)が、2022年10月~12月に制作した会話型DST作品「なうどぅ」を紹介する本シリーズも今回が最後になった。最後に紹介するのは「一人○○」をテーマにした作品である。
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大学生が語る「東京」と「東京の外」-会話型DSTの試み(3)
前回に引き続き、目白大学メディア学部溝尻ゼミ2年生(当時)が、2022年10月~12月に制作した会話型DST作品「なうどぅ」を紹介したい。
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大学生が語るアルバイトのやりがい-会話型DSTの試み(2)
今回からは、会話型DSTを通して学生たちが実際に作った作品を紹介したい。
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「ただのお喋り」から何を感じ取るか?-会話型DSTの試み(1)
筆者は特にコロナ禍以降、声のデジタル・ストーリーテリング(DST)に取り組んできた。DSTとは日常生活を送る中で浮かんだふとした感情や、誰かに共感してほしい思いを、制作者とファシリテーターが協働しながら短いデジタル作品にしていくメディア表現ワークショップである。
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〈ライデン通信②〉デモとストライキと美術館
コロナ禍による規制がなくなって以降、ヨーロッパはデモとストライキの季節に突入した。
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《日常のなかのデザイン日記 01》
多すぎる名古屋の貼り紙
この4月で、名古屋に住みはじめて10年目になる。
…と書き出してから、「え、ホントに10年も経ったっけ?」と心配になってカレンダーを数え直してしまったが、どうやら本当に10年目を迎えたようだ。10年なんてあっという間だなと思うと同時に、名古屋に来た当初の気持ちをちょっと思い返してみたくなってきた。
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「推し」を語るということ
―推し語りデジタル・ストーリーテリングの展開(3)
前回に続き、今回も2022年8月に目白大学メディア学部溝尻ゼミが実施した、推し語りDSTの成果を紹介したい。
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「推し」を語るということ
―推し語りデジタル・ストーリーテリングの展開(2)
今回紹介するのは、2022年8月に対面で実施した推し語りDSTで制作された2作品である。
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「推し」を語るということ
―推し語りデジタル・ストーリーテリングの展開(1)
コロナ禍に見舞われた2020年から2021年にかけて、多くの大学で授業がオンライン化された。
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記憶から記録へ
2020年から続くコロナ禍は、私たちの生活のさまざまな場面で大きな変化をもたらした。いわゆる「密を避ける」という生活様式とともに、普及の兆しを見せているもののひとつとして、「キャッシュレス決済」が挙げられる。特にICカードやスマホアプリを活用し、店員との直接接触を回避できる「非接触型決済」は、決済サービス業者の派手な宣伝も手伝って、利用者が増加しているという。
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「超低遅延」の不気味
コロナ禍以前のことだが、あるイベントで、「5G」と呼ばれる次世代携帯通信システムのデモンストレーションを見学する機会があった。「5G」は第5世代の通信システムを意味し、このところ携帯電話会社が、「バラ色の未来」として盛んに喧伝している技術だ。特にコロナ禍以降は通信需要の高まりに呼応して、社会的な期待も高まっている。
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